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08/16

朝にベルンを出発し、フランス新幹線TGVに乗ってパリへ
既にかなり仲良くなった、Kさん家族とご相席しました
パリで行くオルセー美術館のガイドブックを見たり、
駅で買った雑誌を見ながらおしゃべり
こういう時間って、本当に楽しい~

そのあと、奥さんと一緒に車内のBarへ行ってみました
私はココアを買い、奥さんはエスプレッソを買って
座って飲みながら、かーなり長い間ガールズトークをしました
奥さんの昔話や、旦那さんのこと、娘さんのことなど…沢山お話してくれました
本当に素敵なご家族☆
おまけにその話の中には、かなり為になることもあったので、勉強になりました

そんなこんなであっという間にパリに到着
4時間半の移動は全く苦痛に感じませんでした
バスで移動した後、昼食
この日はエスカルゴを人生で初めて食べました


エスカルゴ


意外においしい…
特に、フランスパンにエスカルゴのエキスとオリーブオイルをつけて食べると美味
メインの料理がお肉料理だったので、赤ワインを頼みました
その赤ワインが美味しかったのですが、
私にはアルコール度が強かったらしく結構酔いました
でも、この心地良い酔い加減が…なんとも言えないです
おしゃべりをしながら、ずーーっと笑ってました


ほろ酔い気分でオルセー美術館へ
もう、それはそれは最高の気分でした
ただ、オルセー美術館に入ったら酔いはすっかり冷め、落ち着いた気持ちで鑑賞

オルセー美術館、好みの作品が沢山あって、とても楽しかったです
特に、ルノワールの"ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット"
モネの"日傘の女(左向き)"が好きです
モネの切実な人生が絵画に表れているような気がしました。
寂しさと優しさが、1つの絵画の中に混在していて、それがとても美しかったです
かなり近くまで見られて、感動
やっぱり原画で見ると、微妙な色使いがよく分かって嬉しい

あと、ミレーの"落穂拾い"と"晩鐘"が貸し出されていたため
見ることができませんでした
ちなみに落穂拾いは日本に貸し出されているらしいです(笑)
まぁ中学生の時に見たから、いいかなーと


その後は、ノートルダム寺院の前で写真を撮ったり、凱旋門を見たり、
シャイヨー宮からエッフェル塔を眺めて、写真を撮ったり

エッフェル塔


パリは歴史的建造物が多いので、見どころが沢山です

そして、セーヌ川クルーズ
セーヌ川両岸に、ノートルダム寺院、ルーブル美術館、エッフェル塔が並んでいて
その迫力に圧倒されましたさすがパリ
船上でカメラマンに写真を撮られ、船を降りたら、
その写真が掲示されてあって…あまりの恥ずかしさに買いました
あれは見せしめだと思います…


その後、遅めの夕食へ
この日の前菜はアボガドとエビのタルタルソース和え、
メインが鮭のムニエル、デザートがフルーツグラタン
美味しかったから鮮明に覚えています
メインがお魚だったから、ワインはもちろん白ワイン

前菜が本当に本当に美味しくて、にこにこしてしまいました

エビとアボガドの前菜

私、アボガドが大大大好きなので、この料理はたまらないです
最高にうきうきしながら食べていたら、
隣に座っていた女の子2人が、全く食べていなかったので
「アボガド嫌いなの?」と聞いたら
「気持ち悪いから無理…」と言われました
でも確かに、中1と高1の女の子ならそうかもなぁ、と納得

私は個人的に大満足でした
ただ、周りを見たら、前菜からデザートまで完食したのは私だけ…
ドイツではあんなに少食だったのにと笑われました
しかしこれだけしっかり食べると、
このまま寝るのはどうも気持ち悪いなぁーと思ったので
ホテルに着いてから散歩することにしました


エッフェル塔が、00分のon timeから03分までの3分間、
キラキラと光るらしいので、
明日の夜は、ショーを観にいくから見られないし、
ちょうどいい、これを観にいこうと思い
添乗員Mさんに相談したら

「いやー、このホテルからエッフェル塔までは歩いては無理ですねー…
 地下鉄も夜は危険だし…ルーブルまで行けば、
 遠目に11時のon timeのキラキラが見られると思いますよ

と言われ、なるほどと思い、行ってみることに決定
サン・ラザール駅前にあるホテルを出発したのが10時前
11時のon timeを目指し、とりあえず地図を持ってホテルを飛び出したものの
最初は地理が全く分からなくて、真逆の方向に行ってしまい…
途中で気づき、気を取り直してから再出発☆
既に時は10時半前
「まずいなー」と思いながら、何とかオペラ座までたどり着く、ものの…
道が何本もあって分からない、エッフェル塔も見えないし

そんなこんなで11時のon timeになってしまい、あ~っと思いながら
とりあえず、何とかルーブルに到着時は11時15分

夜のルーブル美術館はこんな感じ↓


夜のルーブル美術館


コンコルド広場に移動して、エッフェル塔が見えた時には本当に感動しました

さて、このまま帰るか…
それとも12時のon timeまでここで待つか…

私は直感で第三の選択肢を選びました

「遠目だけどエッフェル塔は見えているし、地理はよく分からないけれど
 とりあえずエッフェル塔を目指して歩けばエッフェル塔まで行けるかも
 というより、行けるはず☆まだ40分もあるし
 せっかくパリに来たんだから、やっぱり間近で見たいな~

即決です。
今思えば、何て大胆なことをしたのだろうか…と我ながら感心してしまう(笑)


とりあえず、地図も見ずに(方向音痴だから、地図を見ても夜だとよく分からない)
適当にエッフェル塔を目指し歩いてみる
大通りは意外と人が多くて、車を運転する人も親切だし安全だったけれど
閑散とした通りは本当に怖くて…
隙を見せないように、何かあった時はすぐ連絡できるように、
携帯電話を握りしめながら歩きました

そんなこんなで、エッフェル塔が段々大きく見えてくる…
その感じがたまらなくて、時計も見ずに夢中で歩きました
そしたら急にエッフェル塔が見えなくなって、あれ?と思って少し歩き

「もしかしたら…?」と思って、上を見上げたら


夜のエッフェル塔1


エッフェル塔が…
下の方が木に隠れて見えなかったのか!と気づきました。
もう涙が出るほど嬉しかったです
時計を見たら、11:54。ギリギリだけど、間にあって良かった
エッフェル塔の真ん前に移動して、12時のon timeを待つ

そしてついにon timeが…

夜のエッフェル塔2


キラキラキラー
生で観ると、これがもっと激しくキラキラ光って、本当にキレイ
涙が出ました
この時の感動は忘れられません真面目に生きてて良かった~と思いました

その後はタクシーでホテルへ


P.S.
後で添乗員Mさんに、このことを報告したら
「今までこのホテルからエッフェル塔まで歩いた人は…聞いたことがないです
と、かなり驚かれ
家に帰ってから、その距離を測ってみたら
直線距離が2.5km、推定歩行距離は5~6kmでした
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